高津川を上る  裏匹見峡

裏匹見峡編 
2007.11.19
 昨日(学習発表会)の代休で今日はお休み。天気もいいことだし、久々に『高津川を上る』シリーズの続きをすることにした。前、行ったときには冬期ということで、通行止めになって行けなかった裏匹見峡へ向かう。
 途中、馬谷により、Oさんの庭の紅葉も写真を撮らせてもらった。丁度Oさんも作業中で、お話をすることができ、昨年投稿して採用になった紅葉100選に今年も写真を投稿させてもらうことにした。17日に行ったときは、紅葉の見ごろはまだもう少しという感じだったが、今日はまずまず。

  
Oさん宅の紅葉 すばらしい〜!

 その後、真砂から澄川に抜け、匹見へ行く。前回の続きからMTBで進む。こちら(裏匹見峡)も紅葉真っ只中という感じで、目の保養になった。ロードバイクも好きだが、こうして山の中をMTBで走るのも森林浴をしているようでとても気持ちいい。

  
匹見レストパークの紅葉。ここも綺麗〜

レストパークから少し行ったところで、道が二手に分かれている。前回来たときには裏匹見峡への道は冬期ということで通行止めだったため、もう一方に行った。その川が赤谷川という。今日は広見川側(裏匹見峡)へ向かうわけだ。どういうわけか、今日は赤谷川の道の方が通行止めになっていた。

 
今日は赤谷川方面が通行止め

 冬期通行止めになる裏匹見峡を通るこの道は実は国道488号で、ずっと行くと広島の吉和へ続くそうだ。私はまだ、この道を吉和へ抜けたことはないのでどんな感じの道かはよくわからずに進む。国道であるはずだが、予想以上に狭くくねくねした道だった。それでも、紅葉のトンネルを抜けているようで、とても気持ちよかった。
 途中、車で紅葉を楽しんでいる人に何台かすれ違ったし、徒歩で紅葉を楽しんでいる人にもであった。徒歩の人から「元気がいいねえ〜」と声をかけられたが、私からすれば、徒歩の方が元気がいいと思うのだが・・・まあ、坂を上っている方向だったのでそう思ったのだろう。

   
紅葉の山々を眺めながらの高津川を上る・・・贅沢だ〜

『高津川を上る』ではあるのだが、この道は川からは随分と高い位置を通っていて、はるか下に川が見えるといった感じで進む。

   
川は谷の底を流れている

 紅葉を眺めながらなので、少し進むと綺麗なので、立ち止まって写真を撮るという感じでなかなか距離はかせげず、時間ばかりが過ぎていった。それでも、この時期に裏匹見峡に来たのは大正解。

    
紅葉のトンネルシリーズ

 さらに奥へ進み遊歩道があるあたりにさしかかる。時間があれば、遊歩道を歩くのも一興かと思ったが、今日は水源まで進みたいという気持ちもあり、遊歩道へは行かず、先を急いだ。

    
遊歩道あたり

 遊歩道を過ぎ、その先へ進む。少しずつ川と道が近くなっていく。遊歩道がなくなったということは、それほど景色もよくないのかな?と思っていたが、そんなことはなく、その先もいい景色が続く。特に紅葉はいい感じだった。

    
いい感じの紅葉が続く

    
気持ちいい

広見川に沿った道と、国道488号で吉和へ向かう道との分岐点に到着。『高津川を上る』なので、当然広見川沿いの道を行くわけだが、国道488号を吉和へ向かう道も興味がある。いつか、この道も行きたいなあ〜と思いつつ、広見川沿いの道を進む。この道はついに未舗装の道になった。いよいよMTBの本領発揮というところだ。

   
さらに奥へ!

 その後、だんだん道も急になってくるし、ぬかるんでいるところも出てきた。広見川の水量はまだ結構ある。水源までは当分といった様子。

   
山道〜!

 紅葉もますます綺麗になってきた。山全体が赤や黄色に彩られて、ここまで上ってきた甲斐があったと思える景色だ。途中小休憩で、パンを食べる。自然の中で食べるものはとてもおいしい。疲れてきていた体も、食べることで再び元気が出る。

    
山全体がいい色!

 道のすぐ横に川が流れるようになってきた。水量もだいぶ減ってはきて小さな渓流といった感じになってきた。この川の感じがまたいい。

    
いい感じの川

 そして、紅葉の山々がだんだん冬山のような景色に変わっていく。標高も高くなったからだろう。道も随分とがたがたしてきた。いよいよ・・・といった道だ。

   

   
冬山のような景色になってきた

 そして、ついに木製の橋に到着。その先は登山道のようになっていてMTBでも無理な道だ。源流まではまだ先と思われるが、MTBで行ける最深部ということで、広見川はここまでとした。道にはなかったが、この木製の橋の上には雪が積もっていた。さすが、最深部。

  

    
MTBで行ける広見川最深部!

 その後、来た道を下る。MTBならではのスリルのある走行だ。このダートを下るダウンヒルはロードバイクでは味わえない魅力でもある。ただ、よほど走行には注意しないと石やぬかるみにタイヤをとられて、派手にこけることになる。安全走行、安全走行。ぬかるみを通るときには、泥が跳ね上がるので、できるだけぬれていないような部分や草の部分を通るのだが、それでも、服は泥が相当跳ねて汚れてしまった。
 舗装路になっても、角度が急なので、相当なスピードがでる。道が狭いのでブレーキをかけながら進む。よくこんな坂を上ってきたな〜と下りながら思う。徒歩で紅葉を楽しんでいた人が「元気だね〜」と言った意味が下るときに分かった。

 
スタート地点に到着

 『高津川を上る』裏匹見編、無事終了。紅葉シーズンにはお勧めのコースだ。来年もまた、チャレンジしてみようかな?
本日のデータ
走行距離 25.13km
最高時速 39.0km/h 

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