サイクリングレポート

松江サイクリングレポート07
 恒例行事のようになったが、今年も島根大学での講座に出席。駐車場の関係から、ビアンキフレッタTという折りたたみ自転車を持っていくようになったのだが、その副産物である、自転車による松江の町のポタリングが面白く、今では、自転車を持っていくのは、どちらかというと、講座後のポタリングを楽しむため、という性格の方が強い。
 今年の様子のレポートである。

2007.8.9 水木しげるロード
 毎年受講している免許関係の講座。今年も島根大学であった。自動車の乗り入れは禁止なので、最近は、宿泊する教育会館へ駐車させてもらい、そこから折りたたみ自転車で島大へ行くというパターンだ。年々大学もきびしくなるようで、昨年までは自転車で乗り入れでき たキャンパスも乗り入れ禁止で、駐輪場のみということになっていた。また、校地内禁煙ということだと思うが、ところどころにプレハブ小屋が建ててあり、そこで、喫煙をするようにもなっていた。昨年までなかったことだが、駐輪場などに、結構いいロードバイクがちらほらと・・・。やはり、自転車ブームが到来しているのか!うれしい限りである。
 朝から夕方までみっちり講座を受ける。普段は、授業をする方だが、こうして、1日受ける側にいると、子どもたちの気持ちも多少は分かった気がした。結構大変である。
 本日も松江近辺をポタリング。前回、大根島から境港にかかる江島大橋まで、行ったので、今回はそこから、少し足をのばし、境港の駅の通りの水木しげるロードに行ってみることにした。橋の手前のちょっとした空き地に車をとめ、そこから、ビアンキフレッタTを組み立てて、スタートした。江島大橋ができる前は、開閉式の水門があり、そこは、結構大きな船も出入りするようになっていた。そのため、江島大橋の下も、大きな船が通過できるようにしたのだろう。アーチの部分がものすごく高いのだ。自転車が歩道を通るときは押してということになっていて、結構大変だ。ロードバイクでトレーニングをするのなら、迷わず車道を行くだろう。現に、ビアンキフレッタTを押している、その横を、ロードバイクがいい、スピードで上っていった。橋の頂上から見る、中海、大根島などの景色は最高。橋を下り、標識に沿って、境港に向かう。想像では結構近いかな?と思っていたのだが、距離があり、時間がかかった。

   

 最初に境港メッセが見えてきた。これがなかなか立派。七類にも同じような施設があるが、ちょっとした空港のタラップのようだ。そこを右に曲がると、今度は看板があり、そこには交番があった。そこから水木しげるロードになっていた。
 妖怪たちの像は思ったより小さく、最初はあれ?って感じだったが、たくさんその像が設置してあり、一つ一つ見ていくうちに、だんだん妖怪がかわいく思えてくるから不思議だ。小さいので、かわいいという感覚になってのかな?それでも、ところどころ大きなのもあり、それもまた面白い。
 以前は、境港の商店街は空き店舗が多く、さびれていたが、なんとかしてにぎやかな商店街にしたいということで、このアイデアが生まれたそうだ。これが大成功。最初のころは妖怪の町という怖いイメージになるのを恐れて、その効果に疑問を投げかける人も少なくなかったということだが、さっきも書いたように、怖いというより、この通りを歩いていると、妖怪がかわいく見えてくるので、そんな心配は無用だったのかもしれない。つい最近の新聞では年間100万人が訪れたということで、その効果は絶大である。

    
こうした像が点々と・・・かわいく見えてくる。
 
妖怪神社なるものも・・
  
小さいものばかりでなく、ところどころにこうした大きな像が
 
資料館は残念ながらしまっていた。(時間が遅かった)境港高校が甲子園出場で垂れ幕が。
   
いろいろな工夫が。
   
街灯が目玉!
 
水木しげる氏のマンガを描くその横に鬼太郎とねずみ男が・・。
  
本日のポタリング終了。

走行距離、島大との行き来も合わせて、27km。

2007.8.23  八重垣神社&神魂神社
 今日から2日間、再び島大の講座。朝5時に益田を出発する。深夜からものすごい雨、結構な量が降ったと思われる。朝、9号線を通って日本海を見ると、水平線近くまで泥の色。相当な濁流が流れ込んだものと思われる。今回は、自転車はちょっと無理かな?と思っていたら、だんだんと雨も止み、宿泊する教育会館につくころには、道路も乾いていた。無事にそこから、自転車で島大まで行くことができた。
 今回の講座は道徳について。儒教のことなども教わった。徳のある人にならねば!
 1日目の講座が終わった後は、いつものように松江の町をポタリング。
 今までは北側の方をポタリングしていたが、今回は南側。こちらも歴史的なものが残っている。今回はその代表である八重垣神社と、神魂神社と風土記の丘などに行くことにした。
 松江は水の都。ちょっとした水辺の風景がいい感じだ。 

   

 八重垣神社までの道、松江南校の横を通る。学生の時、ここに教育実習に来た思い出がある。えらく立派な建物になっていた。どこかの研究施設?というぐらい。
 そこを通り過ぎ、八重垣神社。ここは出雲大社と同様、縁結びの神様を祭っているとのこと。そうなると、45円を賽銭にしていろいろな人とのご縁に感謝、いいご縁が今後もめぐってくるようにということをお願いした。45円・・・(しじゅうご縁)
 本殿の横を見ると、なんと見事なご神体?があるではないか、写真に撮っては悪いかな?と思いつつパチリ。

  

 その後、神魂神社へ向かう。後でわかったのだが、はにわロードという近道があったのだが、大回りをしてしまった。

  
この石段の雰囲気が大河ドラマにでも出てきそうでいい感じだ。

   
本殿(右)は国宝とのこと。歴史の重みをかもし出していた。

 神魂神社のすぐ近くに八雲風土記の丘がある。時間が遅かったので、資料館には入れなかったが、回りは立ち入りが自由になっていた。はるか古代の雰囲気を味わい、今日のポタリングは終了。

   

 こうして、今年の夏の島大の講座がらみのポタリングは終わった。ひょっとしたら、今年で島大の講座に参加するのも最後かもしれないので、なんだか、帰りは名残惜しい感じさえした。このなんともいえない自由な時間が好きだったのだと思う。

 
島大前と、帰りの車窓から見た夕日。

走行距離、島大との行き来を合わせて30km。
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